履歴書

    戦略的 履歴書・ES作成 #2 あなたの魅力を算定する公式

    第1回の記事でOB OG訪問をし、就活時期における内定者の実力の最低ラインを把握することの重要性について述べました。

    しかし、内定者の実力を示すエピソードが、そのまま自分に当てはめられるわけはありません。

     

    OB OG訪問した先輩のエピソードが、

    ラグビー部でキャプテンとして40名の部員をまとめ上げて、一時は廃部の危機もあったけど、部員の心に寄り添うことで団結力を固めて、全国大会に出場することができた!
    バイトリーダーとして、社員とバイト間の関係を調節し、古臭い店に若い感性を取り入れるよう奮闘。お店の近くの芸大生の力を借りて、内装などを変更し、「古臭い」から「おしゃれなレトロ」なお店に変身させ、売上を伸ばした。

    なんてエピソードはだれでも使えるものではありませんよね?

     

    そこでシリーズ第2回では、内定者のエピソードを因数分解し、「エピソードにどのような特徴があるのか」をを分析するメソッドについて紹介します。

    本記事で紹介するメソッドを用いれば、その企業においてどのような特徴を持つ先輩方が採用されているのかが体系的に理解することができるため、内定を希望する企業がどのような人材を求めているのかが分かり、戦略的に自分をPRすることが可能となります。

    1. あなたの魅力を算定する公式「魅力式」

    それでは、早速ですか、下記の図1を見てください

    就職活動における、あたなの魅力(就活戦闘力)を測る公式が図1です(以下、魅力式と呼びます)」。

    もちろん人の魅力は魅力式に当てはまらない点は多々あります。

    しかし、履歴書や面接で”ざっくばらん”にあなたを見る際は、魅力式で判断されます。

    したがって、我々も魅力式に基づいて魅力を醸成し、プレゼンしましょう。

    それでは、魅力式について解説していきます。

    2. 魅力はハードとソフトに分けられる

    魅力式を見ると気づきますが、大きくハードとソフトに分けられています

    魅力式におけるハードとは、頭脳・身体・感性の3点における、定量的判断ができるものを指します(なぜ頭脳・身体・感性の3点なのかは次回で解説します)。

    一方、ソフトとはあなたの人間性について指したもので、多くの場合において定量的判断は不可能です。

    すなわち、「誰が見ても納得する、定量的判断が可能な実力」と「大会記録などでは示されない定量的判断が不可能な人間性」によって、魅力が測定されるのです。

    ハード面よりあなたを採用したら仕事で使えるか否かが測定され、ソフト面よりあなたと一緒に働きたいか否かが判断される、と言い換えるとわかりやすいかもしれません。

    この魅力式は、採用活動において多くの企業が土台としている考え方です。

    従って、この式に基づいて魅力を高めることができれば、内定の可能性が飛躍的に高まるのです。

    3. 魅力式でOB・OGのエピソードを因数分解

    それでは、実際に魅力式を用いて、OB・OGのエピソードを因数分解してみましょう。

    例として、冒頭に記したエピソードも用いたいと思います。

    ちなみに、どちらのエピソードも実際に使用されたものから抜粋されたものです。

    ラグビー部でキャプテンとして40名の部員をまとめ上げて、一時は廃部の危機もあったけど、部員の心に寄り添うことで団結力を固めて、全国大会に出場することができた!」

    「ハード」
    ・40名の部員がいるラグビー部に所属
    ・全国大会出場経験あり

    「ソフト」
    ・キャプテンとして人を先導できる
    ・人の心に寄り添える
    ・集団をまとめ上げて鼓舞することができる

    まず、ハード面ではラグビー部という「身体」に基づく情報が目に入り、「全国大会出場」から定量的にも優れたレベルにあることが一目瞭然で判断できます。

    このようにハード面の魅力を伝える上で重要な点は、「わかりやすい」ことです。
    ですので、履歴書やESを書く時には、定量的指標は絶対に入れてください。

    続いてソフト面では、キャプテンとしてのリーダー性、心に寄り添ってまとめ上げられる人間性、廃部を乗り越えた困難に立ち向かい克服する力、などが浮かび上がってきます。

    いずれも定量的なものはありませんが、エピソード主の人格が伝わってきて、一緒に働きたいな、と思わされる情報が詰まっています。

     

    バイトリーダーとして、社員とバイト間の関係を調節し、古臭い店に若い感性を取り入れるよう奮闘。お店の近くの芸大生の力を借りて、内装などを変更し、「古臭い」から「おしゃれなレトロ」なお店に変身させ、売上をX円伸ばした。

    「ハード」
    ・「古臭い」から「おしゃれなレトロ」なお店への変身
    ・売上をX円伸ばした。

    「ソフト」
    ・バイトリーダー
    ・人間関係を調整できる
    ・用途に応じて人を探して協力を要請できる

    ハード面では、「古臭い」から「おしゃれなレトロ」なお店への変身という分かりやすい、変更点があります。定量的観点は一見すると難しいですが、オシャレ度という値を上昇させたと考えてください。

    ソフト面では、リーダーとしてバイトをまとめ上げている点に加え、社員とバイトという立場の違う人間同士の間を取りまとめている点が非常に特徴的です。

    また、このエピソードの非常にユニークな点は、エピソード主がお店を改装するのではなく、必要に応じて仕事ができる人を呼んできて力を借りている点です。

    こちらも「有能だな、一緒に働きたいな」と思わせるには十分な特徴が多く詰まっている事がわかるかと思います。

    4. 魅力式で分解したあとは

    OBOGのエピソードを因数分解した後は、企業がどのような要素を求めているかをグルーピングして、明らかにしてください

    ハード面として、体育会系を望んでいるのか、クリエイティブ性を望んでいるのか。はたまた優秀な頭脳を求めているのか。

    ソフト面ではリーダーシップを求めているのか、縁の下の力持ちを求めているのか。

    OB OGに訪問した方が1人だとわかりませんが3人、少なくても2人以上いれば傾向はつかめます。

    同一業界において、同じようなポジションに位置する企業でも求めている像が全く違う、なんてことは少なくありません。

    どのような人材像が求められているのか推察できたならば、その人材像に自分を落としこみ、証明するためのエピソードを作り、実行してください。

    戦略的 OB・OG 訪問

    ① OBOG訪問で得た情報を魅力式でハードとソフトに因数分解する。

    ② 企業の求めている人材像を推測する。

    ③ その人材像と自分の差(⊿G)を算定する

    ④ ⊿Gを埋めるためのエピソードを創る

    ④ エピソードを実行する

    白衣
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