体験談

    現場で働く薬剤師さんインタビュー#10「ひまわり薬局」

    現場で働く薬剤師さんインタビュー第10弾
    ひまわり薬局で薬剤師として勤務する川崎さん(女性)にインタビューしました。

    白衣
    白衣
    白衣:当サイトの運営者
    川崎さん: ひまわり薬局で働く薬剤師さん

    0. 勤務年数は? 年収は??

    白衣
    早速ですが、川崎さんの現在の勤務年数などについて教えていただけますか?

    川崎
    勤務先はひまわり薬局で薬剤師として勤務しています。
    勤務年数は現在2年目で25歳です。
    年収は400-600万円です。

    1. 仕事内容について

    白衣
    出社してから帰るまでの1日の流れはどのようなものですか?

    川崎
    遅番など例外も稀にありますが、基本的には、9:00から出社します。その後前日に残った薬歴や監査を行います。大体10:00頃からは外来が混み始めるので、そこからは主に投薬、監査を行います。

    11:30から薬剤師が交代でお昼に入ります。全員がお昼に入り終わるのが、14:30から15:00です。午後は少し外来が空くので、外来を対応しながら、交代で居宅訪問に行ったり、施設への薬の配達、事務仕事などを行います。

    白衣
    業務内容についてもう少し掘り下げて教えていただけますか?

    川崎
    基本的には他の調剤薬局さんと一緒ですが、調剤業務がやはりメインですね。ピッキングや一包化は調剤助手が行うので、薬剤師は処方箋による監査をメインに行います。散剤や軟膏などの混合、水剤も薬剤師の仕事です。

    その他には、居宅訪問として有料老人ホームに行き、服薬指導や薬のセットをしたり、在宅訪問として個人宅に行ったりします

    たまに学会で発表することがあるので、その資料作りをしたり、OTC、サプリメントのラインナップの見直しや、ポップ作りを行います

    白衣
    続いて、仕事のやりがいや困ることについてお聞きしたいのですが、いかがでしょうか?

    川崎
    仕事のやりがいは、患者さんから他の薬局の薬剤師より丁寧に指導してくれると言われたときや、居宅訪問の際に施設の職員さんから色々質問された時に頼りにされているなと感じることです。

    また、他職種の方と患者さんについてカンファレンスをする際、薬剤師として薬学的に介入出来た時にはやりがいを感じます

    しかし、多くの薬剤師の方が感じているかもしれませんが、業務のほとんどが投薬ですので、接客業、サービス業のようだと感じることがあります。

    医師の指示通りに出しても、薬剤師が責められたり、疑義しなくてはならない内容でも医師が間違うはずないからと拒否されることもあります。

    また最近は、国がジェネリック医薬品を使うようにと勧めていますが、ジェネリック医薬品について理解できない患者さんも多く、苦労しています。

    2. 志望動機、御社の特徴・課題は?

    白衣
    なぜ御社を選ばれたのですか?
    また、なぜ今の職種を選ばれたのですか?

    川崎
    大学卒業後に6年間働くと、奨学金が300万円貰えるという制度に惹かれました。薬学部は、私立が特に学費が高額なので、奨学金を補助してくれる薬局も少なくありません。こちらの薬局は、中でも額が大きかったのが決め手になりました。

    他にも、最新の機器などを導入して、効率的に働こうという方向性が気に入りました。一包化の薬を自動で監査するMDMシステムはじめ、ピッキングをバーコードで管理しミスを減らすものなど様々な機械を使って仕事できています。

    薬剤師になろうと思ったのは、資格が欲しかったということです。特に女性は、結婚や出産などライフスタイルが変わりやすいので、全国どこでも、いつでも働けるというのはとても重要だと思います。

    白衣
    奨学金が300万円!私大薬学部は卒業までに1000万円程度かかるところも多いですから、大きな魅力ですね。

    それでは、御社の自慢できることや他社にない特長は何だと思われますか?

    川崎
    先程の回答とかぶりますが、最新機器を多く取り入れているところだと思います。

    一包化した薬を自動で監査するMDMシステムや、ピッキングするときにバーコードを読み込むことで、規格などの間違いを防ぐシステムがあります。

    白衣
    御社が力を入れていることと課題について教えて下さい。

    川崎
    弊社は健康サポート薬局に認定されているため、OTCや健康食品に力を入れています。その理由として、今後は薬剤師がより地域の方々の健康相談に乗る力が必要となると考えているからです。

    今は糖尿病の方向けの、食後血糖値の上昇を緩やかにする砂糖や、一食100kcalのレトルトタイプの健康食品、流行りのえごま油などを販売しています。今後もニーズを探りながら、質の高い介入をしていければと思っています。

    また、サプリメントに関して相談されることが多いのですが、まだまだ薬剤師の知識が不足しているので、サプリメントの勉強が必要だと感じています。

    3. 職場の雰囲気は?

    白衣
    川崎さんが御社で働く理由は何ですか?

    川崎
    新しい取り組みもどんどん取り入れる姿勢があるところが気に入っています。新規の血圧計や、塩分測定器を取り入れたりしています

    また弊店は病院の門前なので、さまざまな薬剤が出て薬剤師としてのスキルアップができる点も魅力的ですね。

    あとは、、、正直な話、福利厚生が充実しているからですかね(笑)。

    白衣
    システムの取り入れに積極的な点からわかるように、やはり新しいことに積極的な姿勢なのですね。

    次の質問に移らせていただきます。御社の社風はどのような感じですか?

    川崎
    新しいことにどんどん取り組む社風です。古いやり方に縛られず、時代の流れを読みながら仕事をしています。

    また、効率的に働くことを推進している雰囲気があります。上司より先に帰れない雰囲気などがある薬局もあるようですが、弊社にはそのような雰囲気はなく、仕事を早く終わらせて自分の好きなことをしなさいと上司から言われています

    様々な人がいますが、上層部はテキパキ動いて、仕事が早い方が多いです。決断力も早いと思います。

    4. 医薬品業界の課題・将来性は?

    白衣
    業界の課題や将来性についてどのように思われていますか?

    川崎
    薬剤師の将来は医師の処方箋を調剤することよりも、健康について患者さんが気軽に相談できる存在になっていくと思います。

    保険制度の維持のためにも、少し風邪をひいただけ、少し転んだだけで医者にかかるのはどうかと思います。

    ちょっとしたことなら、薬局にくれば薬を薬剤師から勧めてもらい購入できる、そんな風になっていくと思います

    また、予防医療がメインとなるため、薬剤師も健康について指導できるようなスキルが求められると思います。

    白衣
    「患者さんが気軽に相談できる存在」、「薬局にくれば薬剤師から薬を購入できる」。インタビューをしていて思うのですが、皆さん類似したイメージを描いていますよね。やはり、これからの薬剤師・医療のあり方の変遷の必要性を感じているのですね。

    5. 福利厚生は? 産休・育休は??

    白衣
    最後の質問です。
    川崎さんは御社の福利厚生制度に満足していますか?
    また産休・育休は取れる環境ですか?

    川崎
    満足しています。休みは自分の希望通りとれますし、年休の取得率も高いです。

    残業は人によりますが月10時間未満です。また、15万以内で勉強会の交通費やe-Learningのお金を負担してくれるのもとても役立っています。

    産休や育休はとることができますが、ある程度余裕を持って上司に伝える必要があります。今は薬剤師が不足傾向なので、あまりいい印象は持たれないかもしれませんが(苦笑)。

    白衣
    白衣
    川崎さん、本日はお忙しい中ありがとうございました。以上で、「現場で働く薬剤師さんインタビュー」の第10弾を終えたいと思います。今後もよろしくお願いします!

    #10 ひまわり薬局
    • 25歳、勤務年数2年、年収400-600万円
    • 居宅訪問として有料老人ホームに行き服薬指導や薬のセットをしたり、在宅訪問として個人宅にも行く
    • 学会発表の資料作成、OTCやサプリメントのラインナップの見直し
    • 大学卒業後に6年間働くと、奨学金が300万円貰えるという制度
    • 健康サポート薬局に認定されているため、OTCや健康食品に力を入れています
    • 有給、産休、育休の取得は可能

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