薬と科学

    2035年。日本の独身率が男:30%、女:20%

    こんにちは。
    最近よく職場で独身貴族と言われる、白衣です。

    今の気楽な暮らしに満足しているので、独身貴族と言われること自体は嫌ではないのですが、一つ疑問が生じます。

    それは「そんなに独身貴族って珍しいのか?」です

    私の年齢(26歳)ですと、たしかに結婚している同年代の友人もいますが、まだ圧倒的に独身の方が多いです。

    そんな訳で独り身であるということに全く危機感が無いのですが、またしても一つ疑問が生じます。

    それは「高齢化高齢化叫ばれているけど、実は独身(未婚+離婚+パートナーに先立たれてしまった人(以下、死別とする))の数って想像以上に多いのでは?」というものです。

    そこで人口動態などで実際に色々と調べてみると、20年後の日本では以下のようなことが起きる可能性が明らかになりました。

    20年後の日本において、
      人口の5割が独身
      一人暮らしが4
      男の生涯未婚が3
      女の生涯未婚は2
      結婚しても無子世帯1

    、、、、

    、、

    やばくね??

    個人的には高齢化より危険に感じます。

    寿命の延伸に伴って生産年齢が伸びているため、高齢者はまだ働ける余力があります。
    しかしながら、子供が産まれてなくては働けるわけがありません。

    それぞれについて、詳述します。

     

    人口の5割が独身

    まず20年後の日本では、総人口が約1億人になっています。

    少子高齢化による生産人口の減少が叫ばれてしばらくが経ちますが、実は2018年現在、既に日本の人口は減り始めており、2035年には今より2500万人程度減少する見積もりとなっています。

    そして、この1億人に減少した人口から15歳未満を除いた人口において、独身者(未婚、離婚、死別)は4800万人と推定され、独身者 vs 有配偶者の割合は50:50になると予測されています。

    同時期において、高齢者数が3741万人と推定されていますので、独身者数4800万人がいかに多いかがわかるかと思います。

     

    一人暮らしが4割

    治安の良さのためか、日本の一人暮らし世帯数はかなり多いです。
    なんと世界第3位
    この単身世帯数には死別も含まれますが、未婚が原因で一人暮らしをしている数の方が圧倒亭に優勢です。

    ちなみに単身世帯数1位は中国、2位はアメリカです。
    それぞれ世界1位と3位の人口数を誇りますので(人口数2位のインドは統計が曖昧過ぎて除外)、日本の一人暮らし数がいかに多いかが実感できます。

    男の生涯未婚が3割、女の生涯未婚は2

    生涯未婚率というものが発表されていますが、それを見ると興味深いことが分かります。

    なんと、1980年台までは95%が結婚し、家庭を持っているのです!
    この時代を皆婚(かいこん)時代と呼ぶそうです。

    しかしながら、バブルが崩壊した90年代から男性の独身者が増えて、それに追従して女性の独身者が増えていき、2035年には男性の3割、女性の2割が生涯未婚になると推計されています。

    約3人に1人の男性は結婚していないと考えると、未来では独身であることがもっと受け入れられているのでしょうね。

    また、あまり知られていませんが、そもそも男性の方が0~74歳までは300万人ほど人口が多いです(女性の方が長生きするため、75歳以上では女性の方が人口数は多い)。

    なぜ男性の方が多いかと言うと、決して女児が避妊されているわけではなく、生物学的にヒトは5%程度、男児になりやすいのです(XY染色体の性質が関係するという説はあるが厳密な原因は不明)。

    一方、男性の方が多く産まれるが、女性の方が長生きするため、トータルの男女比率は約50:50となっています。面白いですよね。

    ちなみに中国では男性の方が圧倒的に多いです。
    これは一人っ子政策時代に、男子に家長を継がせる中国の文化から、男の子を望んだからです。

    しかし結果として、男性にとっては不幸なことに、女性にとっては幸運(?)なことに、女性の希少性が増して、女性は引く手あまただそうです(白衣の中国人の友人の情報より)。

    女性は男性の年収・財産・学歴・職業・胡麻信用(ジーマ信用:これまでのクレジットカードの信用などに基づいてスコアが決まり、それに応じてお金を借りられる中国のFinTech)を値踏みして交際・結婚を決めるとのことで、、、

    日本で良かったと思う白衣(男)です。

    話を日本に戻します。
    男女数の差について詳細に調べてみると、面白いことに地域差があることが分かります。

    北海道に加えて滋賀県を境に西日本では、女性の数に対して男性の数が多いのです。

    東関東においては茨城、栃木、福島において、女性数に対して男性数が多く、著しく男が余っているのです。

    一方、東京では女性数に対する男性数があまり多く無く、男はほとんど余っていません。

    この原因を考察するに、おそらく地方の女性は男性よりも上京してくる率が高いため、
    東京は地方の県よりも女性の数が多くなり、男性あまりが少なくなっている。

    一方、北関東や地方では、実家や家業を継ぐなどの理由より男性が地元に残りやすく、男あまりが加速しているものと推察されます。

    結婚しても無子世帯1割

    生涯無子率というのは、名前の通り一生涯で出産に関与することがない人の割合のことです。

    そして20年後の日本の生涯無子率は男で4割、女で3割と予想されています。

    生涯未婚率が男3割、女2割であることを考慮すると、婚姻関係にある夫婦でも1割は子供を産まないという選択肢を選んでいるということになります(特殊な事情もあるかと思いますが)。

    しかしながら、改めて考えると男の4割が自分の遺伝子を残さずに死ぬというのは、生物としては明らかに異常と思います。

    近代化は人の生物的側面を希薄にしていることが伺えますね

     

    以上、序盤にも記載しましたが、本稿をまとめたものが以下です。

    20年後の日本において、
      人口の5割が独身
      一人暮らしが4
      男の生涯未婚が3
      女の生涯未婚は2
      結婚しても無子世帯1

    高齢化社会も問題ですが、一人世帯社会も少子化に拍車をかけるため問題です。
    とはいえ、なかなか一人って居心地良いんですよね。
    逆に一人は嫌だけれど出会いが無いという方は、男性ならば都心部へ、女性ならば地方へ行きましょう。
    需要と供給から、現状よりも出会いが増えるかもしれません!

    それでは、このへんで

    参考文献・HP:
    国立社会保障・人口問題研究所. http://www.ipss.go.jp/pp-zenkoku/j/zenkoku2017/pp_zenkoku2017.asp
    荒川 和久. 結婚しない男たち 増え続ける未婚男性「ソロ男」のリアル . 2015.
    荒川 和久. 超ソロ社会 「独身大国・日本」の衝撃. 2017.

     

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