製薬企業への就活

    大学の研究者 向いている人、いない人

    こんにちは。白衣です。
    今回は「研究者に向いている人と向いていない人」について書いていこうと思います。

    近年の日本人のノーベル賞受賞のためか、最近は以前よりも理系離れが進んでいないと聞きます。
    私が大学を受験したときは、友人のほとんどが文系に行ったもんですが、理系としては嬉しいことです(ちなみに文系進学をした友人たちにその理由を聞くと、文系科目に興味があるのではなく、数学ができないからとかなんとか…笑)。

    それはさておき、理系が目指す職業の1つである「研究者」とは、どのような人が向いているのか、について文系が多い日本だからこそ、周りに聞ける人が少ないのではないかと思います。
    私も身の回りの知人・友人には研究者のつながりが一人もいませんでした。

    そこで、研究者の向き不向きについて書いていこうと思います。
    なお、研究者にも色々と種類がありますが、本稿では白衣と同様の「理系大学の研究者」について書いていきます。

    それでは本題に入っていきたいと思います。

     

    研究者として重要な資質・適正とは

    白衣が考える研究者に重要な資質は以下の5点です。

    1.好奇心が旺盛である
    2.精神力がタフである
    3.体力がタフである
    4.ハングリー性がある
    5.ノーブルである

    それぞれについて詳述していきます。

    1.好奇心が旺盛である

    1番重要な資質だと思っています。
    頭が良いとか、論理的思考ができる等よりも重要です。

    研究者とは研究を行う人です。
    そして研究とは世の中の誰も知らない事を明らかにしていくことです。
    すなわち「未知」に対して「既知」の情報を組み合わせ明らかにしていく、ということです。

    当然、そこには数多くの失敗がつきまといます。
    何十何百時間とかけた作業が無に帰していくことを、何十何百と繰り返し続けなければいけません。
    研究者と言うと派手なイメージを持たれる方もいますが、現実はとんでもなく地道な作業の連続です。

    何十何百時間とかけた地道な作業を、何十何百回と繰り返し続けていく、そのためには「この結果の先には何が待っているのか」という圧倒的な好奇心が必要不可欠です。

    したがって、兎にも角にもまずは好奇心が旺盛であることが第一条件と白衣は考えます。

    2. 精神力がタフである

    重複になりますが、研究というものは基本的に全く思い通りにはなりません。
    さらに激しい競争社会でもあります。

    何ヶ月もかけて研究したものが、他の研究者に先に発表されて、全てが水泡に帰した、なんていうことはザラにあります。

    もちろん他社に類似した新製品を先に発表された、なんてことは全ての業界において同様です。

    しかしながら、様々な煩雑な書類を記載して助成金(あるいはスポンサー)を獲得し、何ヶ月もかけて行った実験の成果のほぼ全てが水の泡、というのは精神的ダメージが少なくありません。

    また研究の種類にもよりますが、フィールドワークを行わない理系の研究室だと、基本的には1日12時間以上は室内にこもって作業することになります。
    普通のお店がやっている時間帯に外に出ることはほぼありません。
    引きこもりタイプには問題ないですが、外交的な人には相当苦痛のようです。

    そんなこんなでメンタルのタフネスが求められます。

    3. 体力がタフである

    これも研究の種類によりますが、基本的に長時間労働です。
    一般的に研究者が研究に費やす時間は一週間で80〜100時間と言われています。

    ちなみに今日学会で知り合った、研究者を志望する某大学の学部4年生の学生さんは、平日は朝8:30に研究室に来て、深夜12:00 に帰宅するそうです。

    「量をこなせば良い」というわけではありませんが、「量をこなさないと質はついてこない」世界です。
    結果として、体力が無い人はなかなか大変だと思います(あと、家族の理解も、、、)

    4. ハングリー性がある

    好奇心旺盛と類似していますが、もっと切羽詰まった感情を指しています。
    ライオンをイメージしてもらうと分かりやすいですが、満たされたライオンは狩りはしませんよね。
    一方で、何日も食べ物にありつけていないライオンは生存のために、全力で獲物を狩りに行きます。

    人間も同様で、上のポジションに就きたい、という「出世欲」でも、後世の教科書に載りたい、という「承認欲求」でも良いので、結果に貪欲なハングリーである必要があります。

    まぁ、生物として常に飢えていたいですよね。
    満たされている動物は地球上において愛玩用のペットくらいでしょうから。

    5. ノーブルである

    つまり高貴である、ということです。
    研究ジャンルにもよりますが、昨今の画像編集ソフトなどは大変優秀です。
    したがって、最近も某大学でありましたが、データの改ざんが比較的容易になっています。

    そのような裏技ができる武器を持っていると、厳しい研究の世界では時たま道を踏み外す方がいらっしゃいます(ST◯P細胞なんてものを報告してしまった人もいましたが、、、)。

    厳しい環境の中で使える裏技を使わずに正々堂々と、しかしハングリーに勝負し続ける、というのはノーブルさが絶対に必要です。

    「ハングリーかつノーブル」一見相反しているように見える両者を共存させて仕事に没頭する、これが研究者に求められる資質であり、また矜恃と思います。

     

    以上、5点が白衣の考える研究者にとって必要な資質です。

    研究者と一口に言っても山のようにジャンルがありますので、あくまで白衣の考える理系研究者のあり方の一つです(私も全然実践できていませんが、、、)。

    数が少ないため何をしているのか分かりにくい研究者ですが、本稿を読んで少しでも理解していただけたら幸いです。

    それでは、このへんで。

    COMMENT

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です