書評・映画評

    映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の感想をつらつらと…(一部ネタバレあり)

    ジュラシックワールド2炎の王国を見てきました。
    ジュラシックパーク関連は初代から大好きで、前作のジュラシックワールド1も映画館に見に行きました。

    恐竜、、、 ロボットと1、2を争う男子の憧れですね笑。
    そこで本稿では、ジュラシックワールド2の感想についてつらつらと述べていきたいと思います(一部、ネタバレ入ります)。

    副題、まちがえてね…??

    しょっぱなから文句なんですが、、、副タイトル、間違えていませんか?

    元のタイトルが「fallen kingdom」だから、「炎の王国」じゃなくて「王国の崩壊」とか「凋落した王国」とかのほうが正しいんじゃないの?、

    とかいうそういう意訳について文句を言ってるのではなく、「炎の王国」と本作が半分ぐらいしかマッチしていないからです。

    確かに CM や映画のポスターを見ていると、火山の噴火という点から、 「炎の王国」 というタイトルがふさわしいように感じます。

     

    しかしながら実際に見るとびっくりで、その火山が噴火している「炎の王国」 から、物語始まって早々に主人公たちは脱出します笑。

    むしろ「炎の王国」での物語は本作の序章に過ぎず、メインは炎の王国から脱出した後です。

    ですので「炎の王国」という副タイトルは、前菜をピックアップしたような感じになってしまっており、少々違和感を覚えるものとなっています。。。

     

    後から調べてわかったのですが、映画の邦題をつけるときって、映画の中身が見れてる状況でほとんどないそうですね。

    いくつかのトレーラーやポスターを見て、原題から邦題に和訳するらしいです。

    そのような事情から、「炎の王国」という副タイトルが付けられたものと思います。

     

    ただ、 CMなどで火山が噴火しているシーンばかり見せており、後半の屋内戦をみせていないのは、視聴者がいい意味で予想を裏切られるよう、おそらく制作側が意図したものです。

    そのような意味では、「炎の王国」という副タイトルは、図らずとも制作側の意図に沿ったものになっているのかと思いました。

     

    というわけで、しょっぱなから文句を述べてしまいましたが、「炎の王国」は布石です。

    原題「fallen kingdom」の直訳こそ、本作のメッセージです。映画を最後まで見終われば、なぜ「fallen kingdom」なのかが分かります。

    「KINGDOM」は誰にとっての「KINGDOM」なのか、そして誰にとっての「KINGDOM」が「FALLEN」してしまったのか

    ぜひ御覧ください。

     

    恐竜の迫力は最高!

    もう言わずもがなですが、恐竜の迫力は最高です!最近の CG というのは、本当にすごいですね。

    思わずこちらも息を止めてしまうようなシーンが何度もありました。

     

    火山の爆発シーンに始まり、肉食恐竜が襲ってくるシーン、大型の草食動物が優雅に大地を闊歩するシーン、恐竜との信頼が垣間見られるシーンなどなど、大迫力なハリウッドの映画になれた方でも、その CG に楽しめる新はいっぱいあると思います。

     

    ただ、結構残酷なシーンが出てきます。

    恐竜を題材にしているため当たり前ですが、普通に人が食われます笑。

     

    ジュラシックワールドは、夏休みに合わせて、ちびっこたちが見る映画の一つであると思いますが、小学校の低学年のお子さんなどは、もしかしたら控えた方が良いのかもしれません。

    ちょっとショックが強いと思います(男の子は恐竜が出るだけで大興奮なのかもしれませんが、、、笑)。

     

    初の屋内戦(研究所等のぞく)?

    本作では屋内戦のシーンが非常に多いです。

    前作のジュラシックワールドは、そのほとんどが島内での死んであったため、9割方恐竜との戦闘シーンはジャングルでした。

    一方で本作は、上でも述べましたが、物語の前半で島を脱出してしまうため、後半は必然的に本島(本島と言っても、ある大型の屋敷が舞台となっているため、屋内戦がメインとなります)でのものとなります。

    本島に恐竜が上陸したいうと、過去のジュラシックシリーズのジュラシックパーク2で T REX が大暴れしたシーンが彷彿されます。

    しかし、ジュラシックパーク2の本島での戦闘は市街戦でしたが、本作では建物の中の屋内戦となります。

    ジュラシックパーク2、アメリカで大暴れするT-レックス

     

    これまでのジュラシックパーク・ワールドにおいて、研究所以外の屋内戦はほとんど初めてではないでしょうか?

    ジャングルでの恐竜とのシーンもワクワクしますが、屋敷でのシーンも非常にワクワクしました。

     

    建造物ゆえの色々な障害物、ギミックが予想のつかなさを導き、手に汗握るシーンが何度もありました。

    次回作でも、屋内戦やって欲しいなあ。

     

    怖いだけじゃない!
    初代ジュラシックパークのような恐竜への感情移入シーンあり

    ジュラシックパークと言うと恐竜が暴れる映画でしょ!みたいなことを言われる方が多いですが、初代ジュラシックパークシリーズでは、恐竜との触れ合いについても重きが置かれていました(この辺、今の若い子は知らないんだろうな~)。

    本作では、久々にそのような「恐竜との触れ合いや心のつながり」が重要視されており、モンスターと戦う、ただのパニック映画とは一線を画す仕様となっています(とはいえ、大筋はいつもどおりなのですが、、、)。

     

    本作でも前作のジュラシック・ワールドで活躍したラプトルの「ブルー」が大活躍します。

    オーウェン(主人公)と心がつながり、風車の弥七ばりの良い働きをしてくれます。

    ちなみにブルーは女の子です。

     

    ゾンビなどとは異なり、恐竜が「ただの怖いだけの存在でない」というメッセージが込められてるように感じます。

     

    遺伝子工学、ゲノム編集へのアンチテーゼ

    物語の随所で、遺伝子工学が神の領域に踏み込んだ恐るべき技術として扱われています。

    人が気まぐれで復活させた恐竜を人の気まぐれで絶滅させるのか、

    人の望む特徴を備えた恐竜を遺伝子を編集して作り出すのか等々(本作でも前作で登場した遺伝子編集恐竜「インドミナス・レックス」のような人造恐竜が現れます)。

    前作で大暴れした「インドミナス・レックス」

     

    Crispr/Cas9 によって、いとも簡単に遺伝子を編集できるようになった近年の潮流、

    そして必ずや来る遺伝子大編集時代についての 半ば皮肉ともとれるメッセージが本作には込められていたと思います。

     

    サイエンスは 扱う人によって善にも悪にも力をもたらす学問・技術です。

    して善も悪も立場によって変わります。

    大きな力は人々が幸せになれるために使われることを願います。

     

    続編、絶対狙ってる

    最後まで見ると分かりますが、絶対に続編狙ってます笑。

    続編が出ないわけがないっていうぐらい、続編を期待させた終わり方をします。初代「猿の惑星」並の続きが気になる引きで終わります。

    また2、3年後くらいかな? 見に行かなくては笑。

     

    以上、 「ジュラシック・ワールド/炎の王国」についての感想をつらつらと述べさせていただきました。

    恐竜との絆のシーンを大事にしていると上に記載しましたが、メインはやはり大迫力の恐竜との戦闘シーンですので、是非とも臨場感ある映画館にて見ることをお勧めします。

     

    ちなみに前作は以下です。
    一応、リンク貼っておきますが、ぶっちゃけ見直す必要はないと思います笑。
    登場人物が2,3人同じなだけで、前作の細かいところは忘れていても、今作を楽しむには全く問題ないので。。。
    単純に前作を楽しんでください笑!!

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