薬と科学

    花粉症ー鼻づまりがひどいあなたへー

    先日花粉症の話をした際に「小青竜湯」が良いと述べました。しかしながら小青竜湯の効果は、鼻水が垂れるのを阻止しますが、鼻づまりそのものに対しては大きな効果はありません。

    従って鼻づまりがひどくて口呼吸がメインになってしまっている、といったケースの場合別の薬が必要となります。ではどのような薬を飲めば良いのでしょうか。前回の花粉症の記事とは相反しますが、いわゆるパブロンやコンタックなどを飲むとある程度は解消すると思います。そのような成分が入っているからです。

    しかしながらそれで十分なのか、と問われると疑問です。前回の記事でも述べましたが、少なからず私には、上記の薬のほとんどは効果がありませんでした。

    では何をすれば良いのか。最も効果があるのは

    「点鼻薬」

    です。

    点鼻薬のメリットデメリット

    点鼻薬、いわゆるに鼻にさして使用するスプレーのことです。当たり前のことですが、鼻づまりという鼻に問題が生じているケースのため、鼻に直接作用させる方が効果があります。
    速攻で鼻づまりは解消されますし、眠くなったりも当然しません

    デメリットは言わずもがな、「見た目が最悪」という点です。女性ならば当然、男の私でも人前で点鼻薬を使用するのは憚られます。使用する際はトイレなど、人目につかないところでさっと済ませます。またもうひとつのデメリットとして、「癖になる」という点です。

    点鼻薬の種類にもよるのですが、血管を収縮させるような作用を持つ点鼻薬は、あまり長期間多用しすぎると、鼻の粘膜が点鼻薬ありきで腫れたり腫れなかったりをコントロールしようとしますので、点鼻薬に依存するようになってしまいます。一言で言えばやめられなくなります。

    ただ、1日に2,3回、花粉症のシーズンである2、3ヶ月のみの使用でしたらそこまで大きな依存にはなりませんので、問題ないと思われます(個人差があるので断定はできません)。

    従って、「もう飲み薬じゃどうにもなんねぇ」と言う方には、点鼻薬大変おすすめです。

    何の点鼻薬が良いのか、、、

     

    ズバリ「ナザールスプレー」です。

    点鼻薬は大まかに分けて3種類あります。一つはナザールスプレーが含まれる血管収縮薬がメインの点鼻薬、一つはコンタック鼻炎スプレーに代表されるステロイドがメインの点鼻薬、そして最後がザジテン鼻炎スプレーと言った抗ヒスタミン薬がメインの点鼻薬です。

    細い成分がどういった作用するのかは別のサイトに譲ります(山のようにあるので笑)。この3種類の中で即効性高く効果があるのが血管収縮薬成分がメインのスプレーです。私は佐藤製薬の「ナザールスプレー」がお気に入りですが、他の点鼻薬でも大きな問題はないと思います(大正製薬のパブロン点鼻薬などがあります)。

    なぜ「ナザールスプレー」がお気に入りかと言うと、アマゾンで最もセールになる確率が高いからです笑。つまり安いからです。また他の薬に比べて、痛みが少ないと思います。

    「ナザールスプレー」は大変効果がありますが、上記に示したように依存性が高く、薬剤性鼻炎(点鼻薬性鼻炎)になってしまう確率が大きいです。そのため、乱用しないことを心がけてご使用ください。

    ちなみに医者に行くと、この血管収縮薬関連の鼻炎スプレーは評判が大変悪く、大抵ステロイド系の鼻炎薬を処方されます。しかしながら、このステロイド系の点鼻薬、、、3ヶ月毎日点鼻しても私には全く効果がありませんでした(人にもよるのでしょうが…)。

    私も一応薬学の専門家だから分かるのですが、体に悪いもの(血管収縮薬関連の鼻炎スプレー)を、患者に薦めるといったことはまずしません。ですが、効果の感じられない薬など使用したくはありません。自分に余裕があるならまだしも、「花粉症と闘っている」という、切羽詰まった状態で「依存性が高いからやめたほうがいい」というのは、なかなか厳しい指導です。

    おまけに万年鼻炎の私にとって、「が詰まりやすくなるから血管収縮薬の鼻炎スプレーは使わない方がいい」と言われたところで、スプレーを使わなくても鼻は詰まっているのだから、なら一時でも楽になれるために鼻炎スプレーを使用します

    おそらく重度の花粉症、重度の鼻水鼻づまりに悩まされている方は同様の意見をお持ちではないでしょうか。

    少々横道に逸れましたが、鼻づまりがひどい時は「点鼻薬」を使用すること、中でも血管収縮剤の入っており安価に手に入る「ナザールスプレー」を使用することをお勧めします。

    ご検討ください。

     

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