薬と科学

    花粉が辛すぎる

    最近暖かくなってきましたね。マフラーもいらない日が出てきて、荷物が減って深夜に帰ることが多い私にとってとても嬉しい季節になってきました。暑いのはごめんですけれど寒いのもごめんです。

    しかしながらここで問題がひとつ…

    花粉やばくないですか?

    私は小さい頃からずっと花粉症で、アレルギーテストをやったことがあるのですが、スギ花粉にもブタクサの花粉にもかなり敏感に反応します。おまけに年中慢性鼻炎のうえハウスダストにも敏感に反応する、鼻水・鼻づまり弱者です。

    そんな感じで暖かくなってきたのは良いのですが、過ごしやすくなる日が増えるにつれ鼻水が垂れる日も増えてきました笑

    鼻水鼻づまりって大変つらいですよね。鼻水をかみすぎて鼻の下は痛くなるし、頭がぼーっとするし、ひどい時には頭痛もするし、口呼吸になって喉がガラガラになりますし…。
    統計によると花粉症の人が花粉症を治すために払っても良いとされる平均金額は 約30万円だそうです。皆さん相当花粉が嫌いなようですね。

    ちなみに何で日本にこんなに杉が生えてるかと言うと、高度経済成長期に材木を大量に必要としたため、国策で全国に杉を植えまくったそうです。もはや怒り心頭です。せめて花粉が飛ばないように品種改良してから植えて欲しかった……

    それでは本題です。

    そんな鼻水弱者の薬学助教の私がおすすめする花粉症薬。
    ズバリ、、、漢方薬の小青竜湯です。

    あまり聞いたことのない人もいると多いと思いますが、ドラッグストアでも売っていますし、病院に行けば簡単に処方してもらえます。ドラッグストアでは比較的割高ですので、病院で大量にもらうことをお勧めします。

    この小青竜湯ですが、大雑把に言って大きなメリットが二つあります。それは水溶性の鼻水が劇的に止まること(だらだらと垂れてくる鼻水)と全然眠くならないことです。

    小青竜湯の成分は他のいろいろなサイトを見てください。十分すぎるほどの解説がされていると思いますのでそちらに譲ります。

    漢方薬って怪しい? 本当に効くの??

    このような疑問が湧いてくる方もいると思います。私も別に漢方薬全てを推しているわけではありません。ただ漢方薬というものは、詳細なエビデンス(なぜ効くのか、を追求した詳細なデータ)が解明されているのではなく、「飲んだら効いた」という結果ベースの歴史を重視すると言った背景があります。

    一般的な西洋薬は真逆で、研究により明らかになった「この成分を飲むとこのような効果が得られる」というエビデンス重視の発想で設計されています。

    確かに西洋薬の方がメカニズムがしっかり解明されており、効果がありそうなイメージがあります。しかしながら、生物の体というものは大変複雑で、ある成分ひとつだけで効果を果たそうとすると、かなりの確率で代替経路が補完しようとします。

    もし一つの成分だけで鼻水が出る出ないを決めているとしたら、もしその成分が体の障害によって出なくなってしまったら大変なことになってしまいます(鼻水とは免疫反応の一つで、異物を排除するための防御反応です)。

    一方で、上記にも書きましたが漢方薬は「色々合わせて飲んだら効果があった」事実ベースで作られています。従って一部の漢方薬は未だに「なぜこのような効果を発揮するのだろう」が明らかになっていないものもあります。

    しかしながら、あまりに歴史が深く、また事実効果があるので、薬として認められて処方されています。

    西洋薬と漢方薬、一長一短ですが花粉症には漢方薬にすがった方が圧倒的に良いと私は思います。なぜなら「効果がある」という経験値に基づいているため、飲めば効くのです。

    これまで私は色々な花粉症の西洋薬を使用してきました。 ドラッグストアで買える薬で言えばアレジオンアレグラはもちろんザジテン、コンタック、エバステル、クラリチンなどなど、ほぼ全て試したと言えます。ここには書きませんが、 もちろん処方薬も大量に試してきました。しかしながら全く効かないのです……(泣)

    そんなある時、実家で母がもらった小青竜湯を試しに飲んでみたら、めちゃくちゃ効いたのです。それまで私は漢方薬をバカにしていましたが(エビデンスがないものなんて信じられないため)、今では西洋薬と同等に価値のあるものだと思っています。それ以来、花粉の時期はずっと小青竜湯飲んでいます。

    というわけで私がすすめる花粉症の薬は、

    ズバリ「小青竜湯」です!

    これまで普通の花粉症の薬を飲んできて全く効果が感じられなかった人は、是非試しに飲んでみてください。

    ※持病のある方などは医師にご相談の上ご判断ください。 大きな副作用が報告されている医薬品ではありませんが、0ではありませんので、専門家のご意見を聞いてください。

     

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