製薬企業への就活

    医学系出版社 この4点で入社を決めろ

    こんにちは、白衣です。

    前稿「まったりホワイトとは本当か!? 経験社が内部事情について語る」の反響が大きくて驚いています。

    みなさん、ホワイトまったり企業がすきですね笑!

    そして、ある方から直接メールで「どこの出版社がおすすめなのか」という質問が届きました。

    そこで、本稿では医学系出版社の就活先を選ぶ際、注目すべき点について取り上げたいと思います.

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    1. 市場の大きさ 

    出版社が取り扱っている医療系図書の対象となる専門職の市場の大きさです.

    つまり,

    医学書に強い出版社ならば医師数(医学部生)の数は多いのか

    歯学書に強い出版社ならば歯科医師(歯学部生)の数は多いのか,

    といった具合です.

    当たり前ですが,医療系書籍は専門書ですので,一般の人が手に取る確率は相当低いです.

    内容も然ることながら,一般書に比べて価格は高いですし,医療系出版社の独自販路によって取り扱っている書店も限られています.

    基本的に医学書は医師関係者しか買いませんし,薬学書は薬学関係者しか買いません

    したがって,書籍の対象とする専門職の人数がそのまま市場の大きさとして反映されます.

    当然,市場は大きければ大きいほど良いので,その大きい市場でパイを取り合う合戦が出版社で繰り広げられています.

    なお,医療職は国家資格のため,数年ごとに各医療機関に「何名の○○職の人が働いているのか」という調査が国によって厳密に行われています。

    ですので

    国家資格を持っており実際に働いている人」

    「国家資格を持っているが,実際に働いていない人(専業主婦や医療系以外の機関で勤務など)」が、

    厚生労働省のHPよりわかりますので,ご参考ください.

    国家資格は持っているけれど,離職してしまっている人が多い職種では,書籍は売れにくいです。.

    注意点の一つです.

    2. 市場の伸び率

    市場の大きさと類似しますが,明確に異なります.

    市場の大きさは,「現在」の医療系専門者の数を表しています。

    一方で,市場の伸び率は「未来」の医療系専門者の数を表します.

    当然,伸びている方が良いです.

    どんなに現在の専門職従事者が多くても,20年後にはほとんど存在しなくなってしまっていたら,その職業を対象としていた専門出版社は潰れます.

    あと何年勤めるかにもよりますが,今20代,30代の人は慎重になったほうが良いです.

    ただでさえ,今の医療システムは限界に来ており,ICTとのコラボレーションによる大きな転換が迫りつつあります.

    そのような中で,求められ続ける職種を見定め,その領域のシェアが高い出版社を狙う姿勢が必須です.

    3. 専門職者の購買力 

    医療系の書籍は高額です.

    したがって,医療系書籍を購入するためには,ある程度の財力が不可欠です.

    言い換えるならば,「専門職の給与が高いと書籍は売れやすい」ということです.

    ですから,高給取りである上,開業できる医師や歯科医師ほど書籍の購入率が高いです。

    一方でお給料が低い上,従業員でなければならない医療従事職ほど購入率は低いです.

    価格帯をみると顕著にその傾向が伺えます。

    医師や歯科医師の書籍は1冊2~3万円する書籍は珍しくないです。

    一方で理学療法士等を対象とした書籍は1冊3~5千円が相場です.

    ちなみに歯科医師は「コンビニより多くて赤字を垂れ流している」とマスメディアが騒いでいますが,実際はそんなケースは少ないです.

    30歳で月70万円程度稼ぐ歯科医師はごろごろいますし,なかには月100万円クラスもいます.

    歯科医師問題は購買力ではなく,市場の伸び率の方です.

    4. 教科書を販売しているか

    これは業界関係者でないと気づきにくい点ですが,非常に重要な点です.

    何故ならば,教科書というのは毎年購入するものだからです.

    つまり,毎年コンスタントに得られる定期収入であり,小説や漫画のようにシリーズもので定期収入を得にくい(実際,得られない)医療系出版社にとっては,教科書というのは極めて重要な存在なのです.

    経営を少し勉強するとわかりますが、見込みがたった定期収入とは会社経営にとって非常に重要です。

    これが有ると無いとでは、倒産のリスクから従業員の労働環境の悪化、給与・ボーナスの低下など、山のようにリスクが増えます。

    ですので、就職を希望する医学系出版社が教科書を抱えているか否かは絶対に調べてください

    5. まとめ

    • Point-1 市場の大きさ
    • Point-2 市場の伸び率
    • Point-3 専門職の購買力
    • Point-4 教科書を販売しているか 

    上記 4point をあわせて、

    教科書を販売しているか,

    どの市場に対しての教科書なのか,

    その市場でどの程度のシェアを有しているのか,

    その市場は拡大しているのか縮小しているのか,

    について調査・思考し、履歴書を出す出版社を選んでください.

     

    ちなみに教科書は持っていないけれど,point-1~3を満たし,その内容の充実ぶりから驚異的に売上が上昇している会社があります.

    その出版社は「メディックメディア」

    社長が医師の上,IT化などの近代化にかなり精力的です.

    このメディックメディアが三大出版社を食う日は遠くないのではと,業界では噂になっています.

     

    いかがでしたでしょうか?

    「どこがおすすめ!」とは述べません.

    これらの情報を参考に,自身で調べ,どの企業に応募するのかを決められると良いと思います.

    それでは、このへんで。

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